<2023年度1例会目>
【低学年Bコース選択/
高学年CDコース】
ー舞台劇ー
イーハトーブの
ふたつのお話
演劇企画ポカラの会
原作:宮沢賢治
台本・演出:ふじたあさや
出演:松本英司、まつもとぎんこ
ガラス絵:児玉房子
2023年7月8日(土)
<会場>静岡市民文化会館 大会議室
<開場時間>18:15
<開演時間>18:30
<上演時間>50分
☆★☆宮沢賢治のふたつの作品を
舞台化☆★☆
「祭りの晩」はガラス絵の映像とともに
「セロ弾きのゴーシュ」はチェロや小楽器の生演奏と人形遊びで楽しむ
◆◇◆祭りの晩◆◇◆
山の神の祭りの晩、主人公の亮二は、団子の代金が払えず、店の主人や村の人たちにいじめられている山男を助けます。家に帰ってその様子をおじいさんに話していると、外で大きな音がします。
岩手県に伝わる「山男」をモチーフにした作品です。人々から差別され、仲間外れにされる山男の、素直で律儀な性格に心を打たれ、亮二は勇気をふるって助けます。山男はそのお礼に山のような薪と栗の実を持ってきます。一言も言葉を交わさない、山男と少年の心の交流が、なつかしい「祭りの晩」の風景とともに描かれています。
◆◇◆セロ弾きのゴーシュ◆◇◆
金星楽団でセロを弾くゴーシュは下手くそで楽長さんに叱られてばかりです。夜、ひとりで一生懸命練習していると、動物たちがやってきます。
この作品は賢治さんが亡くなった翌年の1934年に発表されました。賢治さんはなくなる直前までこのお話を何度も何度も書き直しています。賢治さん自身も農民楽団の実現と、自分の詩に曲をつけて演奏することを目指してチェロの練習をしていました。芸術は誰のためにあるのか、芸術家を育てていくのは誰なのか、答えを探し求めた賢治さんの生涯と、音楽家ゴーシュの格闘が重ねられたお話です。
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